メニュー

睡眠時無呼吸症候群の治療

睡眠時無呼吸症候群とは睡眠時に関連した呼吸障害の一種です。

 

 診断基準としては

 ・日中の過度な眠気、疲労感、不眠

 ・家族からの習慣的ないびきの有無、呼吸の中断の有無などの指摘

 ・起床時の息苦しさ、窒息感の有無

 

 上記に加えて、検査による1時間当たりの無呼吸、低呼吸(酸素飽和度が3%以上低下する)が5回以上ある場合を睡眠時無呼吸と診断します。

 

1時間当たりの無呼吸、低呼吸が5-14回を軽症、15-29回を中等症、30回以上を重症とされています。

 

 治療の適応は中等症以上からとなります。

 

当院で行える治療方法としては睡眠時のCPAP(しーぱっぷ)装着になります。

 

 CPAP装着直後は体が慣れないため、なかなか入眠出来ないという方もいらっしゃいますが、継続することで無呼吸の頻度が明らかに減少するため、装着継続を推奨します。

 

また、睡眠時無呼吸症候群は高血圧、2型糖尿病、内臓脂肪などとも深い関連があります。

 

肥満は最大の危険因子であり、体重が10%増加すると、中等症の睡眠時無呼吸症候群の発症率が6倍になるという論文もあります。

 

 また、男性は女性の2-3倍の頻度で発症するといわれていますが、加齢に伴い差は小さくなります。

 

当院ではまず検査を行い、必要であればCPAPのレンタルとなります。

 

検査費用は3割負担の方で5400円前後となります。

 

担当会社は原野メディカルという会社です。

 

当院から原野メディカルへ紹介後に、原野メディカルの担当者から患者さん本人へ電話連絡があり、検査日程の確認となります。

 

検査当日に担当者が御自宅まで伺い、機械の装着、返却方法について説明します。

 

後日、当院で検査結果の説明、必要であれば治療方法について説明という流れになります。

検査費用の支払いは検査結果説明時となります。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME