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あまり経営のことは詳しくない院長が "開業医の成り駒" みたいに言われることについて考えてみる。

[2025.03.15]

もうすぐ開業して 2 年たちますが、ときどき医師会の先生方に「"法人成り" しないの?」と言われることがあります。開業医になろうと思ってから無我夢中。怒涛の日々を過ごして 10 年分くらい仕事をしている気がしますがまだたった 2 年。経営のことや税金のことを考える余裕はほとんどなく、法人成りについては全く無知でした。確かにクリニックのウェブサイトなどをみると「医療法人社団 ◯◯ 会 ◇◇ クリニック」と書いてあるところと、当院のようにただ「◆◆ クリニック」と書いてあるところがあります。前者が "法人成り" しており後者は "(院長自身による)個人経営" というところがほとんどのようです。ちなみに医療法人社団になるとトップは院長ではなく "理事長" になります(院長と兼務することが可能なので、「理事長・院長」という肩書きがついている場合も多い)。

法人成り。ググッてみると、「個人事業主として事業をおこなっている者が、法人(この場合は医療法人)を設立して、その法人組織の中で事業を引き継いでおこなっていくこと。 “事業を引き継いでおこなっていく” という点が、法人成りの特徴であり、通常の会社設立と異なる点」とのこと。秦野北クリニックは前院長が 37 年にわたり個人で経営していました。何も知らない自分はそのまま個人経営のまま事業を引き継ぎ、現在に至っております。

法人成りすることのメリットとして

・税制上有利(所得税ではなく法人税が課せられ、後者は税率が低い)

・対外的な信用が増す(なにか大きい設備投資などをしようとするときに資金調達がしやすくなる)

経費に計上できる項目が個人事業主より増える などがあるそうです。

しかしながらデメリットもあり、院長が最も大きなデメリットと思うのが

・万が一急にクリニックを閉院しなければならないときの手続きが大変

・上記のようなときは、"法人がもっているお金" が場合によっては国庫に回収されてしまうことがある

そうです。

また、院長は医療以外にもいろいろとやってみたいことがあるのですが、法人成りしてしまうと医療以外の事業を行うことは認められないそうです。

まだまだ日々の生活のなかで経営やお金のことを考える余裕がなかなかなく、来院してくださる目の前の患者さんを診療することが最もドーパミンが分泌される時間になっていることに感謝し、上記のようなことはいろいろな先輩方のハナシを聞きながらゆっくり決めてまいりたいと思います。

詳しい方々、ぜひアドバイスいただければありがたいです m(_ _)m

↓ Chat GPT による "法人成り 1 コママンガ"。 なんとなく雰囲気はわかる。

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