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もうすぐ受験シーズン ⇒ 院長の高校受験(1992 年)をレビューしてみる(その 4 内申点制度)

[2024.01.11]

引き続き院長が昔の神奈川県公立高校受験を振り返ってみるブログ。今回が折り返しです。

1989 年 4 月、すなわち平成元年に中学生になりました。平成最初の中学生(ちなみに 2001 年に医学部卒業したときは卒業式で「君たちは 21 世紀最初の医者だ」といわれました)にあたる学年になります。

この頃、自分が住んでいる世界は学校周辺の狭い部分しかなかったので他の学校はわかりませんが、とにかく当時通っていた茅ヶ崎市立第一中学校はだいぶ荒れていたように思い返されます。

授業中や定期試験中にゲームボーイをしていたり、廊下で爆竹の音がしたり、ケンカがしょっちゅうあったり。特に「なんの前触れもなく友達グループのリーダーみたいなひとからある日突然孤立させられる」俗に言う「ハブられる」というのはよく聞きました。

今思い返しても本当に意味がわからないのですが、グループの中でリーダー格みたいなひとを除いたすべてのメンバーが、突然ひとりずつハブられるのです。「今日からアイツに話しかけるな」みたいな指示が入り、なんとなく「空気を読む」ことに慣れている日本人気質のせいか、皆がターゲットによそよそしくなって、それまで一緒に帰っていたのにひとりで帰る・・・。そんなことが日常茶飯事であり、院長も中 2 のときにこの「ハブられ」 1-2 ヶ月経験しました。その間でも何のわだかまりもなく話しかけてくれたひとは今でもよく覚えていると同時に、「リーダー格」のこともずっと(すごく悪い意味で)覚えています。

そんな中学校だったからか、相対評価という厳しい状況でしたが、内申点は比較的取りやすかった(学校全体の学習レベルはあまり高くなかった)ような記憶があります。

教育の素人なので自分の経験のみで述べますが、内申点の入試選考における比重というのは少なめ(20% くらい)でよいのではないでしょうか。母親が学校の先生だったので、先生が生徒のことで(もちろんプライベートの場ですが)毒づくこともあるんだー、というのは中学生の頃からなんとなく知っていました。要するに先生も人間です。好き嫌いはあるし、成績つけるときの体調もあるでしょう。そんなあやふやな評価で進学先が左右されるというのはどうかと思います。世の中に出ればコネだの縁故だのといろいろありますが、やはり中学生くらいであればフェアであることが一番重要かと思いますので。

本日 Google してみたところ、現在の湘南高校(第一次選考)は 学習評定:学力検査:特色検査= 4 : 6 : 2 、すなわち 33% : 50% : 17% だそうです。個人的には学習評定を 20-25% くらいにしてもよいのかな、思いますが、50% もあった院長の中学時代よりは良いのではないでしょうか。

最後に院長の内申点

中 2 の 3 学期ー英数国理社  5、保健体育 5、美術・技術家庭・音楽はすべて 4 の 42/45 

中 3 の 2 学期ー英数理社 10、国語 9, 保健体育 ・技術家庭 9、美術音楽 8 の 83/90 でした。

音楽聴くのは好きなのですが、演奏や歌が下手で下手でなんとかがんばって 8

美術は絶望的に色彩のセンスがなく、彫刻はまだよかったのですが絵画がド下手で 8 が精一杯でした。

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