メニュー

今年と来年の年男についてーウチのマルは今年 12 歳 U^ェ^U

[2024.12.19]

院長は来年で 48 歳になります。年男。ヘビ年。ヘビはエデンの園でイブに禁断の果実を食べるように誘惑するように、「悪の化身」として描かれることもあります。しかし一方旧約聖書のモーセと青銅のヘビの話でイエス・キリストが自身を青銅のヘビに喩えたように、神聖なものを表す場合もあります。

特に医学や医療においてはヘビの "2〜3 ヶ月ごとに脱皮する" という特徴から「再生と若返り」を表すメタファーとして用いられることがあります。そんなわけで新型コロナウイルス感染症で有名になった世界保健機関(WHO)のマークは「治療の神」として、古代ギリシャ人に崇拝されていたアスクレピオスがもっていた杖(ヘビが巻き付いている)がモチーフになっています。

WHOの公式サイトでは死者の世界における神ハデスは、アスクレピオスが人間の命をあまりにも救う(アスクレピオスは死者をも蘇らせたとされる)ので、人間が永久不滅になってしまうのではないかと恐れ、主神ゼウスに訴えました。その結果アスクレピオスはゼウスの雷で殺されてしまったそうです。

しかしアスクレピオスの父親である太陽神アポロンは息子を殺されたことをゼウスに猛烈に抗議しました。「なぜ自分の孫を殺したのか」と。というのは、太陽神アポロンはゼウスの息子です。つまりアスクレピオスはゼウスの孫なのです。ここがまた複雑ですが、死者世界の神ハデスのは全能の神ゼウスと兄弟だったりもします。

これらの悶着のあと、ギリシャ神話では雷で殺されたアスクレピオスの才能を惜しんで星座の "へびつかい座" になった(12 星座ではなく 13 星座、さそり座といて座の間)ということです。先日コールドムーンの話をしましたが、それに引き続き夜空のハナシになってしまいました(ただしへびつかい座は夏の星座なので今の季節は見えません)。

オチがつかないので、今年「年男(というより年犬)」のウチの柴犬、マルの写真を載せて誤魔化して終わろうと思います。

HOME

最新の記事

手技や手術を十分理解したあとならテクニカルタームは空気のような存在になって自然とクチから出てきますが、外科系の診療科だとそうなるまでに最低 5-6 年くらいかかるんではないだろうか。
X であるツイートをみていたら「むかし自分が若手のとき味わった "テクニカルタームの壁" もまあ無いと困るんだなぁ」と思った件。
医工連携がどんどん進んで新たなパラダイム・シフトがこの日本から生まれてほしい、と強く願うエピソードを最近知りました。
今週月曜日から東京医療センターより当院に女性の若手先生が研修に来てくれていますが患者さんとの会話がスムーズで大きな戦力となっています。
前立腺がん検診についてはいろいろな立場からみた考え方・意見がありますが泌尿器科医としては多くの方に受けてほしいと思います。
いちどやってみるとまあ面白いですがあまりこれを重視すぎると落とし穴にハマりそうな性格タイプテストを受けてみました。
免疫についてずっと日本・世界の最先端を走り続けているスゴい双子の先生方と剣道稽古をつけていただくという幸運をアタリマエのように感じていた学生時代。
凡人が初めて英語の論文を書くには上の先生からの大いなる助けが必要です(スゴいひとは不要かもしれませんが)。
院長がはじめて英語で臨床の原著論文(臨床データからひとつの知見についてまとめたもの)を先輩に指導されて書いたのが炎症マーカーに関するものでした。
論文をじっくり読むときはどうしても PDF のままだと疲れてしまうのでプリントアウトしてしまうので、まだまだ完全デジタル化というのはちょっと慣れない院長です。

ブログカレンダー

2025年7月
« 6月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME