全世界 50 カ国以上で活用されている国際規格のフォーマルアセスメントを受けてきました。
本日総合医育成プログラムの一環として、MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)に関するオンラインワークショップを受けました。これは欧米諸国や韓国など、全世界 50カ 国以上で長きにわたり使用されている国際規格のフォーマルなアセスメントツールです。日本に導入されたのは 2000 年代初期ですのでもう 20 年以上が経過しています。現在日本ですでに 3000 名を超える MBTI を正式に取り扱える認定ユーザーがおり、さまざまなカウンセリングを中心に、医療従事者のなかでも少しずつ広がっています。本日は MBTI の日本における第一人者として活躍されている一般社団法人日本 MBTI 協会 代表理事 の 園田由紀 さんが実際にメインのファシリテーターとしてワークショップを監督してくれました。
MBTI はヒトのキャラクターを以下 4 つの指標で分類し、それぞれ 2 つのタイプに分けます:
-
外向(E)- 内向(I)
エネルギーをどこから得るか。人との関わりで元気になるか、自分ひとりの時間で回復するか。 -
感覚(S)- 直観(N)
情報をどう捉えるか。五感を通じた現実を重視するか、未来や可能性を重視するか。 -
思考(T)- 感情(F)
意思決定の基準。論理的・客観的に判断するか、人間関係や感情に重きを置くか。 -
判断(J)- 知覚(P)
ライフスタイルの傾向。計画的に物事を進めたいか、柔軟に対応したいか。
これらの組み合わせでそのひとの "タイプ" が決まります。例えば "ISFP" とか "ENFP" などのアルファベットの並びで表されるのはこのためです。ちなみに院長は ISTJ でした。MBTI の背景にはユングやフロイトといった 20 世紀を代表する心理学者たちの理論がベースとなっており、単なる「性格占い」とは一線を画する奥深さがあると感じました。
MBTI は、単に「あなたはこういう性格です」とラベリングするツールではありません。それぞれがどのように外界と関わり、情報を受け取り、意思決定をし、日常をどう捉えているかを、非常に包括的かつ中立的に理解できる点にあります。また、各指標について優劣の概念が存在しないのも MBTI の特徴です。どのタイプが良い、どのタイプが劣っている、ということは一切なく、それぞれの特性に「向いている場面」「活かせる状況」があるとされています。
研修では、参加者全員が自分のタイプを診断し、タイプごとの傾向や強み・注意点などを学びました。すると、自分自身の行動のクセや、他者との関係性の中で感じていた “違和感” に腑に落ちる部分は確かにあり、「ああ、こう考えると思考がスムーズだね」とか「自分に不足しているのはこの傾向か」とか、自己評価をしやすくなります。MBTI の "I" が indicator であるように、MBTI は診断ではなく“インディケーター(指標)” であり、「性格を決めつけるもの」ではなく、「自分の傾向を示す手がかり」であると理解できました。現在人材採用やチームビルド、職場でのコミュニケーション改善、キャリアデザインや学校教育・子育てなど広く活用されているのもわかる気がしました。
ものすごく有用なツールかと思いますが、院長が独断で結論を申せば、「結果について参考程度とし、自分のキャラクターを深堀りすべき頃(いわゆるミッドライフ・クライシス)にしっかりとレビューすればよいのでは?」という感じでした。
ミッドライフ・クライシス。平均年齢は 48-50 歳と言われています。ちょうど院長は 48 歳。まさに。
明日は少し MBTI に少しからめてミッドライフ・クライシスについてのハナシをしてみますね。
