共通テストの問題を解いてみました(とりあえず日本史)
漢方を勉強していると自然と我が国の医学史に触れます。
特に戦国時代に活躍した曲直瀬道三の時代以降、すなわち戦国末期〜江戸時代は様々な漢方の名医が活躍します。
漢方を勉強しながらどうしても腑に落ちないところを「腑分け(解剖)」により確認し、本邦近代医学の扉を大きく広げた山脇東洋。
その弟子で、水戸藩の藩医として活躍し、現在でも処方される痔疾患に対する漢方薬「乙字湯(おつじとう)」を創り出した原南陽。
自らの母と妻を実験台とし、世界初の麻酔下乳がん手術を成功させた華岡青洲。
他にも魅力的な漢方医が多数います。
その足跡を知る中で多くの歴史文献にあたりましたので、ついでというか、久しぶりに大学入試の問題でも解いてみよう、と少し酔狂なことを本日やってみました。
2024 年 1 月に行われた大学入試共通テスト、日本史B です。
75 点くらいは取りたかったのですが、結果は 63 点でした・・・。高校 3 年、1995 年に受けた本番の大学入試センター試験日本史は 94 点でしたので、趣味で歴史の本をたくさん読んでいてもテストの点とはなかなかリンクしないものだと痛感しました。
ただ、久しぶりに 60 分集中してアタマを動かしたので、ジョギング後のような爽快感がありましたね。
日々論文や患者さんとの会話で使っている英語はさすがに 9 割くらい取れるのではないかと皮算用しています。近いうちに一度英語の共通テストを解いてみますね(また 6 割くらいだったら少しショックですが)。