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国立がん研究センター東病院骨盤外科チームの思い出その 1 ー素晴らしいレジデントたち

[2024.06.02]

当院は院長のこれまでの経験に基づき、セカンドオピニオンを行っております。

多くの方が泌尿器科をはじめとするがんの相談でいらっしゃいますが、一部胃や大腸など消化器腫瘍について相談で来られる方もおられます。その場合は自分がそれら疾患の専門医ではないことを断ったうえで受けております。

消化器腫瘍の相談を行う際、非常に役立っているのが 2011 年から 6 年半にわたり勤務した国立がん研究センター東病院での経験です。当時東病院では大腸外科と泌尿器科が同じチームを組み、一緒に診療を行っておりました。術後カンファレンス(毎朝ありました)も一緒、術前カンファレンスも一緒、手術ももちろん一緒で術後も一緒に管理しました。

このとき心から素晴らしいと感じたのが当時の東病院レジデントの先生たちです。レジデント。日本語でいうと「専攻医」でしょうか。通常は研修医を 2 年修了してから本格的に自分の専門を決めた若手の医師、という立場です。しかしながら東病院のレジデントは医師としてすでに 6-7 年の経験を積み、さらなるステップとしてがんセンターの門を叩いてやってきた非常に目的意識の高い、極めて優秀な若手医師たちでした。

当時院長は彼らと一緒に仕事をしながら「どうしたらレジデントに有益な "学び" を伝えられるか」ということも考えておりました。しかしながらその頃はまだ院長も医師 11 年目でしたので、大してレジデントと学年がかわらない世代。なかなかうまくいかない日々であったと今思い返すとつくづく感じます。

ただ、スタッフとしてレジデントの上に立つという貴重な経験を比較的若いうちにさせてもらいましたので、現在のクリニック運営にも通じるマネジメントを勉強できたことは今でも東病院に感謝しております。

最近はなかなか千葉県の柏まで行けませんが、東病院の論文などを検索すると非常に多くの業績を今でも挙げておられます。おそらく現在もたくさんの優秀な若手医師がこの施設で研鑽を積んでおられることと思います。がんセンター OB として陰ながら応援します。

写真は 2015 年 1 月の、当時は珍しかったリモート会議での様子です。東病院の医局は自分の机が完全にパーテーションで区切られており、非常に集中して仕事できる環境でした。しかしまあ机まわりがキタナイですね。机をぐちゃぐちゃにしながら仕事をするクセは今でも変わっていないので、家族にはもう諦められています・・・。

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