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当院で診ることがある「耳の症状」

[2024.07.15]

当院は耳鼻咽喉科を標榜していないので、あまり耳や聴覚の異常を訴えて受診される患者さんは多くありません。

ただしめまいや疲労などで聴覚の異常を来すことがあり、主な症状ではなく、二次的なこととしてもうすぐ診察が終了しそうだな、という頃に「ところで先生、最近耳の調子が悪くて・・・」という感じで困っていることを訴えてこられるケースが多いです。

多いのが「耳鳴り」でこれは新型コロナウイルス感染症に罹患後、後遺症としてみられることが比較的多いことがこの訴えがみられる要因かと思います。ただ、これはなかなか治りづらい症状で、そもそも耳の「聞こえ」に関する症状のコントロールは難しいことが多いです。例えば騒音障害のケースを紹介します。

ある患者さんが比較的大きな駅そばの線路沿いに住んでおり、日々電車の騒音に悩まされているとしましょう。騒音の一般的な音量は 80 dB(デシベル=音量の単位) 前後といわれます。この方の自宅では急行電車が通過するときに 70-90 dB の音が発生しています。これは、会話のときに「大声を出さないといけない」レベルの音です。

では問題です。この騒音を「患者さんの自覚症状として騒音量を半分にする」にはどうすればよいでしょうか。

答えは 「10 dB くらい」といわれています。・・・あれ? 1/2 ではなく 1/8 になっていますね。そうです。ヒトの耳が「ああ、音量が半分になったな」と感じるには音量を数字として半分にしてもダメで、だいたい 1/7〜1/8 にしないと耳は「音量が半分になったな」と感じないようにできています。これが騒音対策や生活音トラブルにおいて難しいところです。

こんなハナシをしたのは最近夜間眠っているときにちょっとした音が真夜中でも起きてしまようになったからです。

先日は雨の音で不覚にも目が覚めてしまいました(まあ雨音がかなり大きかったのは大きかったのですが)。ぐっすり眠るためにやはり日々の運動。これが重要です。ある程度疲れてから床につけばぐっすりと眠れるからです。今日も少し散歩してから眠ろうと思います。

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