昭和・平成と令和で大きく変わったおクスリの CM キャッチコピーとは。
その頃と今とで大きく変わった CM があります。それは風邪薬のもの。ちょっと前までは
「風邪でも絶対に休めないあなたへ。」
「しっかり治したい風邪に速攻」
「あなたのかぜはどこから?」
「オトナもコドモもルルが効く」
「スピード勝負で風邪に一撃」
「効いたよね、早めのパブロン」
「1 にスイミン、2 にストナ」
みたいに、「体調悪いなら休もう」ではなく「なんとか仕事とか学校とか休まずに乗り切ろう」的な雰囲気がひしひしと伝わってきます。
しかし COVID-19 パンデミック以来、
「風邪のときはお家で休もう」
「あとは、風邪を引いても安心して休める社会を」
とか、「風邪ひいたらちゃんと休めよ」という、至極アタリマエのキャッチコピーに変わりました。
「風邪は万病のもと」と言いますが、当院でも風邪かと思ったら市中肺炎だったり、入院が必要になる伝染性単核球症という病気だったり、はたまた白血病だったりと、非常にさまざまな疾患の "入口" である可能性があります。「風邪かな?」と思ったらすぐに休んでなるべく体調の回復をはかり、無理をしないようにしてください。院長は開業以来(おそらく相当気が張っているため)診療日に体調が悪くなったことはあまりありません。ただ、よくできているもので 「3 連休とかになるとそのうち 2 日はだるくて寝て過ごす」とかいうことはしばしばです。
皆様も「大事な仕事があるのに体調悪い」となったらそのときは裏に大きな病気がひそんでいる可能性もあります。「病は気からじゃー!」とか昭和の意気込みで誤魔化さずに「健康維持も仕事のうちです」という令和の冷静さで対応するようにしましょう。
あと、一昨日起こった青森県東方沖地震被災者の皆様が寒さやプライベートスペースの不足で風邪や肺炎などにかからないよう、また、そこで懸命に診療する医療者のために行政が最大限のサポートをするよう期待します。当院からも日本赤十字社などの義援金寄付サイトが立ち上がったらわずかですが協力させていただきます。
