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昼眺めた地上 50 メートル上空から眺める日本の最高峰はまた格別でしたので、夜はセントラル・リーグの最高峰を決めてください藤川阪神。

[2025.09.07]

院長は高いトコロが苦手です。大学生くらいまではあまりそういった苦手意識はなかったのですが、昔どこかの展望台で透明のガラス床の上に立ったときに「ココから落ちたらどうしよう・・・」みたいな気持ちになって以来、なんとなく好んで高所に行かなくなってしまいました。絶叫系も加速するときに泌尿器科医として需要な "会陰部" 寒くなる感覚が強く乗れず、回る系も気持ち悪くなってしまい乗れませんので、アミューズメントパークでは専らゴーカートみたいなお子ちゃまなモノか、お化け屋敷系(こういうのは全くコワいと感じません)しか利用できません。

そんな院長ですが、本日思い切って気球に乗ってきました。富士山と駿河湾の絶景を眺められる空中遊覧は(本心言うとコワかったですが)やはりドローン映像よりもキレイで素敵でした。限りある人生、ムリをしない範囲で今後いろいろとチャレンジしたいと思っております。

ところでこの気球、有名なフランスのモンゴルフィエ兄弟が、暖炉の熱気に煽られた洗濯物を見てその着想を得たと言われております。彼らは火を燃やした時に出る煙に空気より軽い、「空飛ぶ魔力」があると信じ、この煙を集めて作ったのが熱気球です。小動物を乗せて実験を繰り返した彼らは、今から 240 年ほど前の 1783 年に人類史上初の有人飛行をこの熱気球で成功させました。ライト兄弟が有人動力飛行に成功し、航空機時代の幕開けとなった 1903 年の 120 年も前になります。第二次大戦後、軽くて丈夫な化学繊維(ナイロンやテトロン)の開発や安価なプロパンガスによる効率のよいバーナーの開発により、熱気球は今回のように一般にも楽しめるレクリエーション・スポーツになりました。

この気球、高所医学についての発展に寄与しています。それは、気球の登場により「ヒトは高いところで生きられるのか?」という疑問が研究対象になったことです。というのは、1800 年代半ば、気球で上昇した研究者たちは「めまい」「頭痛」「意識消失」を報告しました。これは後に「低酸素症」として整理されます。つまり、気球は高山病の知見集積に貢献したわけです。また、気球実験から得られた「酸素投与が救命に重要」という知見は、手術や麻酔・集中治療における酸素投与の重要性にも直結しています(ちなみに 19 世紀の精神科領域の治療として、患者を気球に乗せることで「恐怖心の治療」「気分の転換」を試みた、という記録も残っています。今なら倫理的に承認されない研究かもしれませんが)。

さて!もう少し書きたいところですが本日は「阪神タイガースマジック1」!ブログはこのくらいにして(滅多にできないのですが)放送開始から最後までプロ野球観戦をしたいと思います。がんばれ藤川阪神!

 

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