開業医が集まる勉強会に出席してきましたー(^o^)
先日、われわれ泌尿器科医の仲間であり、開業医としては大先輩である 伊勢呂哲也 先生主催の勉強会に出席してきました。
これは医療経営や AI の医療への適用など、いわゆる一般的な「医学」のみならず広く「医療」に関わる知見を深め、さらには孤独になりがちな開業医どうしの交流をはかる目的の会でした。
伊勢呂先生は泌尿器科専門でありながら消化器にも精通した幅広い領域を診られる医師であるととともに、開業から 5 年ほどで 5 院を運営する優れた経営者です。登録数 10 万人を超える YouTuber でもあり、そういった新しいものを率先して取り入れる準備ができているファーストペンギンドクターです。
クリニックは医療を提供する場ですから、診療レベルを保ち、さらに向上させることが院長にとって最も重要です。しかし一方でスタッフに給与を出し、安定的な仕事を継続しているためには経営的な視点が不可欠です。30 年以上前は「馬車馬のように働けば医者は儲かる」時代であったと言われます。しかし現在の日本の状況を考えると旧態依然としたそういった働き方ではクリニックを安定させることは難しく、患者さんに適切なヘルスケアを提供するためには IT 機器や AI など利便性のあるツールを活用することが必要です。
以前 Chat GPT 4o についてブログで述べましたが、現在院長もようやくいろいろと AI を用いて文章やイラストを生成できるようにななりました。今後さらにその活用を進め、患者さんに医療情報をよりわかりやすく伝えたり効率よく問診内容をまとめたりと業務効率の向上につながるよう考えてまいります。
・・・ただし院長が大切にしている「患者さんとのコミュニケーション」についてはまだまだ AI に負ける気がしません。トークの技術や患者さんの訴えを受け止めることについては今後も AI はもちろん、他の先生方よりも自分を選んでもらえるように不断の勉強を続けていこうと思います。
東京銀座にて。写真掲載について伊勢呂哲也 先生 の許諾をいただいております。