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院長が今からでもやりたい職業とは

[2024.11.23]

本日は勤労感謝の日ですね。昭和 23 年に制定された「祝日法」第 2 条によると、「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」ことを趣旨とする祭日とのことです。日々忙しく診療をさせてもらっていることに感謝し、患者さんの疾病管理・早期診断・症状緩和など、人生においてかなり重要なウェイトを占める "(可能なかぎり)健やかであること" を目指してともに歩んでいけることをこれからも歓び過ごしていこう、と新たな気持ちになることができる 1 日でした。

そんな勤労感謝の日ですが、コロナ禍真っ只中の 2022 年 11 月 23 日に、医師を対象としたアンケートが行われました(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000136.000019504.html)。そのなかの質問のひとつが「これまでに医師を『辞めたい』と思った経験はありますか?」というもの。医師は素晴らしい職業と信じてこの世界に飛び込み、現在幸いにも 23 年以上にわたり仕事を続けられておりますが、このアンケートに対する回答(203 名)は「辞めたいと思ったことがある」が 55% で、半数以上の医師が「辞めたい」と思ったことがある、ということでした。院長も医師 1〜4 年目くらいまではあまりにもブラックな働き方に心身ともに疲労困憊となり、「もともと ◯◯ になりたかったんだけどなぁ」と思ったことは何度もあります。

・・・その ◯◯ とは歴史学者、または日本史の教育者(学校教諭ではなく予備校や塾の講師がよいなと思っていた)です。もともと歴史が大好き、今も歴史小説や漫画、YouTube 動画や実際に歴史博物館に行くなど、「ものごとの始まりから現在に至る過程」を調べるのが大好き。なので歴史にどっぷりつかった生活をしてみたい!といまでもときどき考えることがあります。

少し前(2024/7/25)に共通テストの日本史を解いてみましたが、ちょっと楽しくなってしまってそれ以来いろいろな大学の日本史問題を解いて「ここならなんとか受かるかなぁ」みたいなことを考えております。

最近調べて知ったのが、「歴史能力検定」というものがあるということ。日本史と世界史にわかれており、1 級審査に 10 回合格すると「歴検大博士」という称号をいただけるらしいです。しかもそういった称号を持っている方のなかには医師を含む専門職が多いというネット記載も見つけました。試験は 1 年に 1 回で、今年はなんと明日(!)開催されるということです。

自分が今何級レベルにいるかわかりませんが、なにかを継続して学ぶということは非常に意義のあることで、やるなら 1 級を目指したくなると思います。

ただ、資格取得のための学習中・稽古中のタスクが

●剣道五段(2025 年中にとりたい)

●漢方専門医(2026 年に受験予定、絶対とりたい)

●プライマリ・ケア認定医(2025 年に是非ともとりたい)

と 3 つあります。しかも本職の泌尿器科領域でももちろん現在いくつか論文などの業績に繋がりうる仕事を抱えています。

基本的にマルチタスクは全体の効率を低下させるとされていますので、まずは久しぶりに全巻そろっている中央公論社の『日本の歴史』と井沢元彦先生の『逆説の日本史』、あとは湘南高校で超絶面白い世界史の授業をしてくれた大塚先生(今もお元気でしょうか)の授業プリントをリラックスタイムとして入浴時間に読み返すことから始めてみます。結果 2027 年くらいの日本史・世界史ダブルでの検定 1 級合格を目指せるかなぁ、というところでしょうか。

・・・こうやってブログで宣言するとやらざるを得ないので、自分への良い追い込みになりますね。

写真はおばあちゃんが全巻揃えてくれたおかげで高校時代から何回繰り返し読んだかわからない中央公論社の『日本の歴史』全 26 巻。購入は初版時の 1965 年(!)。もう箱もカバーもボロボロですが、今でも愛読しています。

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