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院長が医学生時代に影響を受けた外科医・当麻鉄彦

[2024.07.24]

院長は大学時代、進路について泌尿器科と外科で迷ったことがあります。
どちらも手術を担う診療科なのですが、外科に進むことを考えた理由のひとつがこの漫画です。

当時としてはレアなキャリアであった、「医局に所属せずに外科医としての技術修練に邁進する孤高の医師」を描いた作品で、当時バリバリであった外科の先生(高山路爛 先生)が原作・監修しているだけあって非常に(当時の)リアルな感じが伝わってきます。
この主人公がまさに求道者という感じで、彼に憧れて外科医を考えました。
ただ、主人公が清廉潔白過ぎて、途中で「やっぱり自分には無理なのではないか」と思って外科ではなく泌尿器科を選択したことになります(・・・というと、泌尿器科が世俗にまみれているみたいですが別にそういう意味ではないです)。

若い頃に読んだ書物は残りますね。今でも 1 年に 1 回くらい 1-2 時間かけてパーッと読み返すのですが、青臭かった自分のあの頃を思い出すのと同時に、主人公のような患者さんのために全精力をかける姿をみて自分を律するいい機会となっています。

他にもたくさんの医療系作品を読んできたのでまたおいおい紹介していきたいと思います。

本っていいですね〜(^^)

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