昨日は今年最後の満月で、随分と夜なのに明るかったですね。夜道を散歩してポストに行ったときもだいぶ歩きやすかったです。気温は低く、寒かったですが。アメリカの農事暦では 12 月の満月を "コールドムーン" と呼ぶそうです。入浴後に散歩したせいか、火照った体にそれほど風のない秦野の気温がぴったりマッチし、昨晩の秦野はまさにコールドムーン、という雰囲気にふさわしい清冽な空気で最高でした。

ところで、人体には「胸」「腹」「腰」「肝」「肢」「脳」など、部首が「月」、すなわち "にくづき" の漢字が本当に多いですね。これは空に浮かぶ月も少しは関係しているのですが、どちらかというと肉体の「肉」・あとは「舟」から変化した「月」の後者 2 つほうが関連は強いようです（これはある個人の方が運営しているブログに掲載されていましたが、旧字体をしっかり理解していたうちのおばあちゃんもそんなことを昔言っていたので確かかと思います https://blog.goo.ne.jp/tudukimituo1028/e/5b237752eedce4e38292e537f6a245cd）。

とにかく毎日診療していると「膀胱」「腎」「肝」「前立腺」「直腸」「腹痛」など、とにかく「月」の字を 1 日に何百回も書きます（タイプしているだけなので実際に書いているわけではありませんが）。そんなふうに "刷り込み" のおかげもあるのか、夜外に出て月がみえるとなんとなく嬉しく感じます。皆さんも日々忙しいと思いますが、スマホなどで下ばかり向かないようにときどき夜空を見上げることをオススメします。特に秦野は（昨年まで横浜の比較的騒がしいところに住んでいた院長からすると）夜空がとてもキレイで心がが軽やかになるような気になりますので。

写真は昨晩のコールドムーンです。キレイでしたが自分の iphone 撮影技術ではこれが限界でした。キレイが伝わらない・・・。

タイトルは院長が大好きな日本人バンド、サニーデイ・サービスのまさに『サニーデイ・サービス』というアルバム（1997 年発売）の 7 曲目で、上述した農事暦における 4 月の満月を指すそうです。YouTube で聴ける名曲（https://www.youtube.com/watch?v=TZBJ82DcG-Y&list=OLAK5uy_n5n78sg7813DWb_x2UuHGlYfjLkB8rwJI&index=7）。