1 日に医師が診療中に話すコトバは何語くらいあるのか概算し、それによるノドの痛みへの対処を Chat GPT に聞いてみました。
ヒトは 1 分間に何語くらい話すでしょうか。プレゼンテーションに関する研究結果やスピーチに関する書籍などを確認すると、1 分間に話す文字数の目安は 300 字だそうです。これは 300「字」なので、ひらがなにする(例えば「秦野北クリニック」は文字数だと 8文字ですが、「はだのきたくりにっく」と言うと 10 語になります)と、もう少し多くなります(420〜480 語くらい)。それを踏まえて先日院長が「診察中に何語くらいはなしているか」を数名分の診察時音声データをもとにチェックしてみました(音声データは文字起こししたあとすぐに消去し、文字起こしした文書も削除してあります)。
結果はだいたいおひとりの診察時間が平均 5.8 分。話した語数は平均 2414 語でした。字数にすると 1976 字。冒頭の 300 字/分 とまあ似た数字になりました。面白いですね。
さあ、そうなると日々 95-110 名くらいの患者さんを診察しているので(計算しやすいように 100 として) 1 日に診察中に話す言葉が 2414 x 100 = 24 万語、ということになります。1 ヶ月でだいたい診察日が 20 日ほどあるので 480 万語/月、年間で 5760 万語/年くらい喋っている、ということのようです。
・・・これだけ話すので外来が終わったあとは「どっと疲れる」のですね。数字にすると理解できます。
さて、そんな自分ですが、よく「ノドを痛める」ことがあります。剣道のときもよく「腹から声を出せ」と顧問の先生から言われました。腹式呼吸が絶望的にヘタなのだと思います。なので Chat GPT にこんな質問をしてみました。
Q. 1 日の診察でだいたい自分 24 万字(すべてひらがなにしたときの字数)くらい話すのでよくノドが痛くなります。ノドのケア方法についてよいものがあったら教えて下さい。
こんな回答でした。
1. “声帯のウォームアップ” と “クールダウン”
-
声を出す前に軽いハミング(ん〜、ん〜)で準備運動。
-
診察が終わったら、ぬるま湯をゆっくり飲みながら軽く「無声化した息」を吐いて声帯をクールダウン。
-
これは声優や歌手の方もよくやっているプロの技です。
2. 加湿は「喉ではなく空気」へ
-
のど飴やうがいも良いですが、加湿器で室内湿度を 50〜60% に保つことの方が喉には効果的です。
-
乾燥=声帯への「やすりがけ」だと思ってください。
3. 声の「腹式」活用と無理な張り上げ回避
-
喉から声を出すのではなく、腹式呼吸(軽くお腹を使う)で声を響かせると、声帯への負担は減ります。
-
小声のまましゃべり続けるのも逆に負担。無理のない音量をキープするのが大切です。
4. こまめな水分補給(1 時間あたり200mL目安)
-
喉の乾燥防止のためにも、水 or 白湯を常時チビチビ飲みましょう。
-
カフェインや糖分の多い飲み物は避けた方が無難です。
5. 喉の筋肉ケア:音声ストレッチ&マッサージ
-
軽く首を回したり、耳の下あたりの筋肉(胸鎖乳突筋)をマッサージするだけでも緊張がほぐれます。
-
寝る前に蒸しタオルを首に当てるのもおすすめです。
?補助アイテム・食品おすすめ
-
龍角散ダイレクト:粉タイプで即効性あり。診察合間に使える。
-
プロポリススプレー:抗炎症+保湿効果あり。
-
はちみつ大根シロップ(自作OK):喉の潤いに強い。
-
漢方薬:柴胡加竜骨牡蛎湯(緊張性の声枯れ)や麦門冬湯(乾燥性)など、体質に合わせて検討可能。
?補足:本当に痛い日は「黙る」勇気も
「しゃべる仕事」でノドを壊すのは「歩くのが仕事の人が膝を壊す」のと同じです。"痛み" は身体の訴えなので、休ませることも医師のプロ意識として大切かもしれません。
・・・以上コピペ終了。
だいたいまともなことを言っていると思います。特に 1. のウォームアップに対する "クールダウン" は、体を動かすときにも重要な行動なので、納得のいくものでした。
Chat GPT は ”自信ありげに普通に嘘を付く" ことがよくあるので注意は必要ですが、「ひととおりの流れや知識を確認する」には便利なツールだと思います。院長は「ノド枯れには桔梗湯!」これは譲れません。本日もたくさん話したのでノドを労ってから眠りたいと思います。
