Basic Life Support(BLS)講習を受けてまいりました(^o^)
BLS という言葉をご存知でしょうか。
BLSとは、Basic Life Supportの略称で、心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置のことを指します。すなわち、われわれ医療従事者でなくとも「目の前に誰かが倒れている」という場面に遭遇したとき、誰しもが身につけておくべき手順・手技です。
専門的な器具や薬品などを使う必要のない BLS は、正しい知識と適切な処置の仕方さえ知っていれば誰でも行うことができます。手順は次のとおりです。
周囲を確認して安全確認
⇒ まわりのひとに助けを依頼する
⇒ 呼吸を確認(呼吸停止確認)
⇒ まわりのひとに AED や応援の声掛けを依頼
⇒ 胸骨圧迫法を中心とした蘇生術を開始(最近はコロナ時代ということもあり、人工呼吸よりも「絶え間ない心マッサージ」が推奨されます)
⇒ AED のパッドを貼って適応あれば AED
⇒ 胸骨圧迫法を中心とした蘇生術を継続
ヒトは心停止となってしまうと 1 分経過するたびに救命率が 7~10% 下がるいわれています。
今後当院でも患者さんや一般の方向けに BLS 講習を企画したいと思っています。
急な心疾患で大切なひとを亡くさないために是非皆さまも BLS に興味を持ってもらえればと思います。
写真は東海大学での講習後に頂いた BLS 修了認定カードです。