便利な猛暑グッズに関連する意外な症状に注意しましょう
暑いですねー。日曜日スーパーに行きましたがお店を出てから 1 分ほど歩いた駐車場までの道のりでもう汗をかいてしまうほどでした。
環境省が管理している「熱中症予防情報サイト」でも秦野近隣の観測地点である海老名・小田原の日中警戒アラートは最近ずっと最高の「危険」レベルです。
そんななか、知り合いの眼科先生から注意すべき話を教えてもらいました。「熱中症の季節になると若いひとのドライアイが増える」というものです。
これは、よく街でみかける「ハンディー扇風機」によるもので、「暑いと顔にかなり近づけて使用し、夏でもマスクをするひとが増えるため風が眼に集中的にあたってしまう」せいだそうです。今書きながら思いつきましたが、若いひとはコンタクトレンズを使用している方が多く、それも一因かもしれませんね。
このドライアイを防ぐには顔ではなく首元に扇風機の風が来るようにすることです。そのほうが体温を下げる効果も高いので。
ちなみに扇風機は「横から吸い込んだ空気を前に出す」構造になっています。そのせいで壁際に置いても大丈夫だったり、扇風機の後ろにいると風を感じないんですね。・・・高校時代に物理の先生が授業と全く関係のない話として教えてくれたトリビアをなんとなく思い出してしまいました。
当院の扇風機は安全のため羽根がないタイプです(写真)。このタイプはどうやって風を起こしているか、今度ネットで調べてみようと思いました。羽根型よりも電気代は高くつくみたいですが、掃除がものすごく簡単なので院長は好きです。