メニュー

忙しいときほどひとつずつ仕事を片付けましょうーマルチタスクは認知機能学的には推奨できないようです

[2024.10.10]

最近仕事が立て込んでいるせいもあり、いくつかの作業を同時にやってしまおうとしてしまうことがあります。

漢方の勉強をしながらメールチェック・返信してさらに BGM 流しつつセミナー動画を視聴する、など。これはスタンフォード大学から 2009 年に発表された有名な論文(https://www.pnas.org/doi/abs/10.1073/pnas.0903620106)にもあるように、むしろ確実に効率が落ちます。

最近はこの原因に関する回答として、複数の作業同時進行(マルチタスク)時に脳の fMRI(functional MRI=脳の形態だけでなく、どの部分がどの程度活動しているかをある程度定量的に測定できる MRI 検査のこと)の研究も進んでおり、どうやらヒトの脳は同時にいくつもの事象を扱えない(集中力が分散され、その総和はひとつのことをしているときより低下する)ようです。

英国のロック・ミュージックが好きで、高校受験の頃はストーンローゼズにはじまりインスパイラルカーペッツやスエード、パルプを聴き、大学受験のときはオアシス・ブラー・シャーラタンズにスーパーグラスを、医師国家試験前はヴァーヴ・ブルートーンズ・オーシャンカラーシーン・レディオヘッド・プライマル・スクリーム・トラヴィスなどを聴きまくりながら勉強していた院長にとっては「音楽を聴かないで勉強していればもっと楽に合格できたのかも・・・」などと今更ながらのことを思う今日この頃です。

現在受験や資格試験、語学などで頑張っている皆さん、是非机上で勉強するときは勉強に集中しましょう。BGM かける場合はクラシックやオルゴールメロディ、自然の音(ASMR)などが脳の認知機能学的には良いようですよー♪

写真はオアシスのギャラガー兄弟(Oasis official X (Twitter) より)。院長が大学時代追いかけ続け、オアシスロゴの入ったジャージを 6 年間着続けたほど好きなバンドです。2009 年に解散しましたが、なんと!来年再結成し、英国・欧州でツアーも決まりました!なんとか来日してくれないかな・・・。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME