まもなく年越し ◯◯ ですね
日本人は麺類好きですねぇ。ラーメン・そば・パスタなど街中には麺を食べられるところがあふれております。さらに例えばラーメンだけでも味噌・醤油・豚骨・塩、さらにはつけ麺など数々のレパートリーがあり、日本が誇る一大食文化となっております。これだけ麺類が日本で流行る理由のひとつの説として、「忙しい日本人が手っ取り早く食事を済ませる」のに向いているから、というものがあります。確かにそういうところがあるかもしれませんね。
院長はかつてはラーメンが一番好きでしたが年齢が 45 歳を超えた頃からうどんが "マイベスト・オブ・麺類" に躍り出ました。特にきつねうどん・月見うどんのような素朴なトッピングが好きです。そんなわけでこれまで訪れていない都道府県のなかで最も行きたいのは香川県です。うどん県。
ちなみにうどんやそばが庶民に広く親しまれるようになったのは江戸時代の中頃といわれています。江戸時代初めは「うどんそば」と呼ばれ、うどんが主流でしたが、中頃になると江戸では「そばうどん」と呼ばれるようになり、そばが人気を集めました。一方、関西ではうどんのほうが親しまれ、「西のうどん・東のそば」という文化が形成されました。院長はそばも好きです。ですが、なんとなくそばはざるで夏に食べるイメージが強く(子どもの頃よく土曜日の昼間におばあちゃんと食べにいったせいかもしれません)、今の季節ですとそばよりうどんでほっこりしたい感じです。
この麺類、医師の立場からひとつだけ注意点があります。「麺類は消化が良い」と思われがちですが、「ツルツル入っていく」分、 1 本の長さが長いと噛まないまま胃内に入っていき、食塊として消化管内で内容物が停滞しがちです。特に消化器系の手術を受けたことがある方などは、特に術後しばらくの間は麺類の長さを 3-5 cm 程度の短めとし、麺の標準茹で時間をしっかり守ってよく噛んで食べるようにしましょう。なぜこんなことを書いたかというと、院長も盲腸(虫垂炎)の手術を受けたことがあるからです。
写真は本日院長が食べたうどん(+カツオの竜田揚げ+食後のサプリ)です。このような素晴らしい献立は自分はとても作れません。当院師長である妻が愛情込めて料理してくれました。美味しかった〜\(^o^)/
明日は院長が 30 歳で経験した生まれての虫垂炎の手術について書いてみます。