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睡眠には「最低限必要な時間」というものがありそうです

[2024.04.03]

『日経メディカル』の記事より抜粋します。

「スウェーデン Uppsala 大学の Diana Aline Nôga 氏らは、UK Biobank 研究を利用して、睡眠時間と食習慣が 2 型糖尿病発症リスクに与える影響について検討した。睡眠時間が短い人はリスクが高く、健康的な食習慣の人はリスクが低かったが、食習慣が健康的なグループでも睡眠時間が短い場合は、2型糖尿病のリスク増加を打ち消すことはできなかったと報告した(原著は JAMA Network Open (https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2815684) 太字は院長による)」。

日本人は先進国で「睡眠時間が平均より短い国民」というデータがあります。上記論文を単純化すると、

睡眠時間が短い → 2 型糖尿病になりやすくなる

2 型糖尿病になるリスクについて、健康的な食習慣 vs. 睡眠時間 で検討すると → 睡眠時間の影響のほうが強い

・・・これほど睡眠時間は重要で、日々外来で患者さんに「大事ですよー」と伝えていながら、自分の平均睡眠時間は最近 6 ヶ月で 5 時間 34 分です。

・・・このままでは 2 型糖尿病へのリスクが上がり続けてしまう、そう思った院長はまた文献を検索しました。

そして見つけました。「定期的な運動をすれば睡眠不足を補って 2 型糖尿病発症のリスク低減につながる」という論文を(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29056415/)。どうしてもクリニック運営・日々の診療・自分の勉強や家族の時間・・・十分な睡眠時間を確保できない院長にとってこの論文は救いになる知見と考え、日々筋トレや散歩・ジョギングを可能なかぎり実践しております。

これだけ論文が山のようにある現代、本当に「正しい生き方」などはなく、自分自身で行動様式を自律的に選択していくしかないのだと思います。

今後当院に来てくださる患者さんのライフサイクルにもう少しテーラーメイド的に合わせた行動様式の提案などをしていければと思っております。そのために院長もプライマリ・ケアを幅広く勉強してまいりますのでどうかよろしくお願いします。

 

写真は Sleep Cycle というアプリに記録された院長の最近 6 ヶ月睡眠時間です。

・・・こんなことを書いている今すでに 23 時 20 分を過ぎています。おやすみなさい。

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