植物はさまざまな場面で治療に応用されています
春です。花粉症はツライですが、青々とした木々や鮮やかな桜のピンクに包まれる、色彩的には大変楽しい季節になりました。
中学の理科で勉強したように、われわれヒトを含む動物は植物がいないと生存できません。酸素・栄養分はもちろん、暴風雨や大雨洪水などから実を守るのもすべて植物に頼っています。
欧米で phytotherapy(フィトセラピー)という言葉があります。これは植物を食物として、衣服や住まいの材料として、 彩りを愛でるアートとして、さらには病気やケガを治す医療として多様な方法で活用する、という概念です。アロマやハーブ、さらに院長の得意とする漢方も広義ではこの概念に含まれることになります。
最近前任地で主治医をつとめていた患者さんからお花をいただき、診察室に飾っております。忙しい外来診療の合間に見てみると、なんとなく PC 画面ばかりを見て疲れた目をリフレッシュさせてくれるような気持ちがいたします。
医療機関ですのでアレルギーなどの観点からあまりたくさんのお花を飾ることはできないのですが、可能な限りこういったフィトセラピーを取り入れていきたいと思います。
お花をくださった M 様ありがとうございました(*^^*)