本日講演します
[2024.01.17]
本日 ZOOM で講演します。
ロボット支援前立腺全摘の手術手技について、自分の経験を話す予定です。
現在手術をメインの術者としては行っておりませんが、これまでに開腹・腹腔鏡・ロボットあわせて 581 例の前立腺全摘に参加しました。こういった経験を主に若手でこれから手術を担っていく先生方に伝えていければと思っております。
前立腺全摘は泌尿器科悪性腫瘍手術の中で、極めて繊細な部分(尿道括約筋や膀胱排尿筋、勃起に関わる神経など)に操作が加わる術式です。現在もときどき他院の手術手伝いに行くことがありますが、このとき強調しているのは「丁寧に!」ということです。特にロボットは力が強いので、ちょっとした操作で簡単に血管や神経を損傷することがあります。気をつけたいところです。
土浦・とりでは院長が所属している東京医科歯科大学泌尿器科学教室の関連病院です。このような機会を与えてくれる先輩方に感謝してプレゼンしたいと思います。