何気なく観た名作映画のなかに母校の姿
院長は本も好きですが、映画も大好きです。ただどうしても映画館に行く時間を確保できず、もっぱら Amazon プライムビデオと以前購入した DVD による室内鑑賞です。ちなみに生まれて初めて大きなスクリーンで観たのは『天空の城ラピュタ』で、なにかの東映アニメ映画と抱合せで茅ヶ崎市民文化会館で開催された「茅ヶ崎こども映画まつり」みたいなイベントであったと記憶しております。小学校 4 年生くらいだったか。とにかくパズーとシータが洞窟で食べる簡単な食事が美味しそうで美味しそうで・・・。観た後しばらくおばあちゃんに毎日「トースト目玉焼き載せ+りんご」の朝食をねだったことを覚えています。今と変わらず影響を受けやすい性格でした。
さて、つい先日、数年に 1 回必ず来る「新海誠 先生作品を無性に観たくなる週間」がやってきて、年末年始で時間があったこともあり、『秒速 5 センチメートル』『言の葉の庭』『君の名は。』『天気の子』を立て続けに観ました。そしてまだ未鑑賞だった『すずめの戸締まり』、ようやく観ました。
内容についてはもうさんざんこすられるほど評論されているので今更自分ごときがなにも言うことはありません。ただ、鑑賞中にすごくびっくりしたことがありました。エンドロールではじめて主人公の "すずめ" がひらがな名前ではなく "鈴芽" であることを知った・・・ことではなく、「母校の東京医科歯科大学とその周辺(御茶ノ水の風景)がたくさん出てくる」ことです。これはなんとはなしに嬉しいですねぇ。特にこの界隈にひろがる「ネズミ」と対決するべく聖橋から飛び降りるシーン、ものすごくよかったです。院長は "御茶ノ水橋より聖橋推し" のヒトなので。
最近は可能なかぎり母校の道場で開かれる有志による剣道稽古会に参加しており、一時期より御茶ノ水を訪れることが増えました。先日行ったとき、日曜早朝の写真を載せておきます。昨年 10 月から「東京科学大学」に発展的統合し、今後ますます御茶ノ水(+大岡山など旧東工大の地域)で存在感を増していくことを期待し、しっかりと同窓として恥ずかしくない診療を遠く秦野の地で行っていきたいと思います。