48 万人にエールを送りたい
本日、大学入学共通テストの 1 日目でしたね。院長の子も受けたのですが、全国で 48 万を超えるひとたちが出願しているそうです。とりあえず本日受けた人たち、お疲れ様、明日受けるひとたち、ガンバレ(*^^*)
院長がこの試験の前身である大学入試センター試験を受けたのはちょうど 1995 年。もう 30 年前になります。この年はセンター試験の 2-3 日後に阪神・淡路大震災が起きたり、3 月 20 日に地下鉄サリン事件が起きたりと、受験シーズンにものすごく大きいニュースがあったので院長的には「自分が大学受験をした年」ですが、社会全体としてはそれ以上に「世情不安が深まった年」として記憶されているのかもしれません。
院長は神奈川県の公立進学校に通っていましたが、学校が県庁所在地の横浜ではなく近くに大きな予備校がありませんでした。ただでさえ自宅から学校まで 40 くらい。その上横浜にある予備校に行くととんでもなく時間がかかり、それはもったいないと思い、ひたすら Z 会の通信添削と参考書、受験直前に週に 1 回だけ個人指導で数学・理科を教えてもらうというスタイルで勉強していました。
大人になってから『ドラゴン桜』、あとは精神科医 "ゆうきゆう" 先生の勉強法指南の本読んだり、「受験の乗り越え方」みたいなことを灘とか開成から東大理三(医学部)に進学したような優秀なレジデントに聞いて思ったことは、"良い刺激をもらいながら友人というかライバルといっしょに切磋琢磨するほうが学力は爆上がりするんだろうな" ということです。大学は資格試験と異なり「定員」がある競争です。100 名の定員なら 1 位だろうが 100 位だろうが 100 位以内に入ればいいわけですから、集中して勉強することも大事ですが、まわりの受験生がどのくらいのレベルにいるのかを、ちょくちょく「チラ見」して勉強するほうが効率がよいように思えます。客観的な自分の位置を確認するのに同じような大学・学部を目指す友人の存在は非常に貴重です。教え合ったりできればさらにいいでしょう。
当時院長はあまり効率や計画など考えず、とにかく持ち前の一点突破力でひたすら少しずつ時間をかけて知識の蓄積や応用問題の演習に明け暮れてなんとか大学受験を乗り越えた、という感じでした。ただ、直前の 3 ヶ月は「もうこれ以上は勉強できない・・・」と今でも思えるくらい根を詰めてやっていたのでああいう愚直さもまあ必要だった、ということにしておきます。今よりも若者が「コスパ」とか「タイパ」とか言わずに「とりあえず根性でやれ」という時代でもありましたしねぇ。
インフルエンザ・新型コロナをあわせると当院だけで毎日何名も陽性患者さんが出ています。明日の 2 日目もその後の試験も体調管理第一でこれまで積み上げてきた力をしっかり発揮できるようにがんばってください^_^ 万が一発熱など症状が出たら当院を含めて近隣の発熱に対応している施設に一報入れて(受診前に電話が必要なところが多いので)から受診し、早く症状を改善させて本番を迎えるようにしましょう! 多様性の時代ですが、大学受験を 10〜20 代に経験して競争の渦中に入るのはそんなに悪いものでもないと思っています。
当院は受験生を応援していますよー(受験生に合格祈念グッズプレゼント中)\(^o^)/