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昨年と(だいたい)同様の傾向を辿っている新型コロナウイルス感染症推移から今後を予測してみる

[2024.09.22]

当院に来院される発熱患者さん、3 人に 1 人くらいで新型コロナウイルス感染症が陽性となっています。

ただし最近は明らかに減少傾向ですので久しぶりに厚生労働省のウェブサイト、「インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症の定点当たり報告数の推移」をチェックしてみました(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/houkokusuunosuii_00007.html)。

全国の傾向と神奈川県における傾向を縦に並べています。

全国でみても、県内でみても、昨年と大体同じような推移を辿っていることがわかるでしょうか。

昨年は第 35 週、すなわち2023 年 8 月 27 日の週に新型コロナウイルス感染症の報告数がピークとなり、今年は第 30 週、すなわち 8 月初旬でピークとなっています。

昨年のオフピークは第 46 週、すなわち 2023 年 11 月中旬であったことを考えるとおそらく今年もこれから 11 月に向けて報告数が減少し、12 月にはいるとまた少しずつ上昇して今年第 5 週、すなわち 2 月初旬あたりにピークが来る(ただし昨年同様、この時期はマスク着用率が夏に比べて高いので夏期ほどピークの山が高くない)でしょう。

インフルエンザは今冬は昨冬と同様の山、とまではまだ予測できません。どのくらい暮らしのなかでマスクフリーになるか、手洗いなどの標準的予防がなされるか、などの要因や、ワクチンの接種率などにもよると思います。

とりあえず新型コロナウイルス感染症については 11 月にオフピークになることはまず間違いなさそうなので、人が集まる大きなイベント予定している方々は年内、特に 11 月中に行うのがよさそうです。

泌尿器科で手術に力を入れている医師にとって重要な学会、第 38 回 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会総会が 11 月 28-30 日に開催されます。この頃は会食をしてもあまり感染のリスクは高くないので久しぶりに会える先生方との近況報告や様々な情報交換をしてこようと思っている院長でした。

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