母校・東京医科歯科大学がある文京区湯島についてーその 2
[2024.03.25]
院長は大学で剣道部に所属しておりました。
OB の先生方がよく指導に来てくださり、(今はだめでしょうが)よく道場で酒盛りになることがありました。
そのときによく『湯島白梅』を年配の先生が唄っておられたのを覚えております。当時はよくわからなかったのですが、これは泉鏡花の小説、『婦系図(おんなけいず)』を原作とした映画、『婦系図 湯島の白梅』で使われた歌だったそうです。
湯島通れば思い出す
お蔦主税の心意気
知るや白梅玉垣に
のこる二人の影法師(以下 二番に続く)
(作詞: 佐伯孝夫、作曲 清水保雄)
お蔦と主税は映画の中の主人公ふたり。結局このふたりは結ばれずに悲劇的な結末となります。
(https://www.uta-net.com/song/42704/ で前半部分を聴けます)
・・・ところで、この歌詞は「七五・七五・七五」となっていますが、なぜ日本人は「七五調」とか「五七調」を気持ちいいと感じるのでしょうか。医学的に解明されているのか、今度是非剣道部の先輩で音楽に造詣が深い精神科の先生いるので聞いてみたいと思います。