院長になってから他院のウェブサイトをみてから参考にしていること・気になること。
当院を受診してくださっている患者さん、いつもありがとうございます。理想的なことをいえば体調は良いほうが、様々な症状なども無いほうがよいに決まっています。そういう意味で究極は「医療機関がない未来」がベストなのですが、コロナと一緒でゼロコロナ政策が難しいのと同様、ゼロヤマイ政策は難しいのが現状です。
一方で医療は人と人で成り立つ産業です。ある程度患者さんが来てくださらないとスタッフ一同接遇スキルも向上しませんし、院長の診療能力や看護師の採血等手技スキルもよくなりません。多忙な中ですが皆様のおかげで様々な診療を行っている現在の状況を心からありがたく思っております。
そうなるとこのネット・IT 時代。患者さんに当院を選んで頂くためにも当院の特徴などを理解して頂くためにもホームページをはじめとするデジタルコンテンツは重要です。今から 4 年前の 2021 年、日本の広告業界である大きな変化が起こりました。それは「インターネット広告費がマスコミ4媒体(新聞・雑誌・ラジオ・テレビ)広告費を初めて上回った」ということです(前者が 2 兆 7,052 億円、後者が 2 兆 4,538 億円、電通調べ)。現在、ウェブ上でのクリニック宣伝・紹介は必須となっており、多くの施設でホームページの充実や動画コンテンツの作成に力を入れております。
当院も開業当初は YouTube コンテンツの定期的な作成/アップロード やホームページの頻回なアップデートをやろう! と思っていたのですが多忙さにかまけてなかなかできておりません。これについては以前のブログで 「◯ 月 ◯ 日までに」と約束までしていたことができておらず、ただただ申し訳ありませんと謝るのみです。
しかし、これはクリニックの立地・地域性や特徴(当院は都市部でなく非都市部、駅チカでない、専門性を掲げてある程度決まった疾患を集中的に診るのではなく総合診療的に様々な病態を診ている、など)かと思うのですが、現在当院に初診される患者さんの半数程度がとかなり多くの方にとってクチコミ(といってもネット経由ではなく「友達に北クリニックを薦められた」とか「バードゴルフ仲間がここに通っている」といった "リアルクチコミ")が受診に関する直接の決め手となっており、当院のホームページはあまり作り込んでいるほうではありません。これについては反省して新年度を迎えるまでに改善するようにします。
上記のようなこともあるので最近はいろいろなクリニックのホームページを拝見しています。大変勉強になります。レイアウトや求人に関する記載内容、院長ご挨拶などをいつも参考にして当院のサイトを作成しております。
ただこういったサイトで気になることがひとつ。それはホームページの記載内容が更新されていくのに対して院長の写真などがあまり以前から変わっていないことです。以前自分が受診したクリニックで院長の姿をみたときに「ホームページの写真は 10 年くらい前なのかなぁ」と思うような見た目のギャップを感じることがありました。なんとなく院長の見た目はクリニックにとって大事な気がするので、当院では 1 年に 1 回程度は写真のプロに来てもらって院内外の様子や院長の「今」を撮影してもらうようにしています。
これは最近あった撮影の様子。カメラマンは院長の中学同級生、エルツ(https://yosukesuzuki.jp/)の 鈴木陽介 くんです。4 月のホームページリニューアルで写真を差し替えますのでお楽しみに(^o^)