メニュー

座らないひとほど長生きできる・・・かも

[2023.12.12]

European Heart Journal(あえて訳すと欧州循環器雑誌)という、40 年以上の歴史ある世界のトップ・ジャーナルに、「心臓を健康に維持するためには『座ること』はなるべく避けたほうがよい」という内容の研究論文が発表されました(2023 年 12 月 12 日現在、https://academic.oup.com/eurheartj/advance-article/doi/10.1093/eurheartj/ehad717/7343176?login=false で全文を読むことができます)。

英国のユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)という、これまた 200 年近く歴史ある一流大学からの報告で、「心臓を健康に保つために最も重要なのは「たとえ数分であっても、座って過ごす時間をランニングや早歩きなどの心拍数と呼吸数を上げるような運動に置き換えること」と「立っていることはもちろん、眠っていることでさえ、座っているよりは心臓の健康に良いこと」と結論づけています。

開業して 8 ヶ月、お陰様で多数の患者さんが来院してくれており、日々忙しく診療をさせていただいております。しかしながらこのウェブサイト内の「ご挨拶」にあるように、趣味は夫婦で毎日 8,000 歩以上散歩をすることなのですが、それが最近できていません。これはプライマリ・ケアを担う医者として非常に良くないことです。いつも患者さんに「1 日 1 時間以上歩くようになるべく努めましょう」と言っているからです。このままだと「どの口が言っているのか」とお叱りを受けてしまいそうです。

忙しいとか天気が悪いとかいうのは言い訳にすぎませんので、本日これから早歩きの散歩に行ってまいります。最近のスマホが記録している自分の歩数をこちらに出しておきます。これが今年度末、3 月末には平均 8,000 歩になるよう日々歩いて行こうと思います。

2024 年 3 月末の院長ブログをお楽しみに・・・。

図は自分の iPhone スクリーンショットです。開業する前、今年の 3 月までは 8,000 歩以上歩いていたのに、4 月から急激に歩数が減っているのがわかります。これから 3 ヶ月+α で現在の平均 6,103 歩を 8,000 歩以上にすることをここに宣言します!

HOME

最新の記事

男性にもある更年期障害ですが、それに関連して初診で来られる方がときどき内服しているおくすりについてつれづれに語ってみます。
当院がある神奈川県の医療系大学で行われている医療従事者向けの講座をきっかけに代替医療・統合医療について私見を述べてみます。
院長はフレンドリーなほうだと自負していますが、ときどき「変に恨まれて襲われたらどうしよう」と思う事件が最近ありました。
異臭は最も原始的な感覚が教えてくれる危険信号ですので感じたらすぐに警戒しましょう。
善意が善意として認められるべきと思いますが、何でもスマホで撮影できる現代ですのでしっかり法制化しておくべきでしょう。
研修医のとき上の先生から「電車で "お客様のなかにお医者様は〜" とか言われても行かないほうがいいよ」とか言われましたが、 "まずは診る" 医師でいたいですし、そこで専門医レベルの診療ができなくても許容する社会であってほしい。
これまで院長が手術をした外国人患者さんの多くが「日本の医療は素晴らしい」と言ってくれたので懸命に働く現場のスタッフにそろそろ報いるべきときかと。
昨日は本邦初のイネ先生について述べましたが本日は世界初の女性医師と呼ばれる人物について。
最近は以前よりも多くの女性が泌尿器科医の道を選ぶようになりましたが、そのはじまりにはこの先生がいます。
5 月になっても来院される "いわゆる◯◯" の患者さん、しかし本当に "◯◯" かどうかは 1 週間くらい経過してみないとわからないことがあります。

ブログカレンダー

2025年5月
« 4月    
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME