チョコレートを頂く日に無粋なことを考えてました
先日 Amazon プライムで『ザ・フード-アメリカ巨大食品メーカー』のシーズン 1 を観ました。今世界中で膨大な売上げを誇っているコーンフレークのケロッグやトマトケチャップのハインツなど、その黎明期における試行錯誤の雰囲気がよく分かる大作のドキュメンタリーでした。
そのなかで欧州の高級お菓子だったミルクチョコレートを庶民の味にしたハーシーズの勃興は面白かったです。ミルクチョコレートのレシピがまだ完成していない時期から「チョコレートを売るための専門家を招き、マーケティング最高責任者に据える」という、常識ではなかなか踏み出せない思い切った一手を打ったミルトン・ハーシー(ハーシーチョコレート社創業者)の度胸は素晴らしかったです。
ただ少し調べてみると、アメリカで最も古いチョコレート会社はベイカーズ・チョコレートだそうで、独立宣言の 1776 年以前に既に作り始めています(ハーシーチョコレート創業は 1894 年)。ただ、大成功を収めたのがハーシーなので、「アメリカのチョコと言えば HERSHEY」という感じになっています(ちなみにアメリカチョコレート会社で 4 番目の創業)。成功した会社が名前を残すんですね。どこかの政治家が言っていた「2 位じゃダメなんですか?」は、サイエンスやコンピュータの世界でなければ「2 位でも 3 位でも売れれば OK」となるでしょうか。
本日 2 月 14 日は、そんなチョコレートを贈る日ですね。わざわざ院長やスタッフのためにチョコレートを贈ってくれた患者さん、ありがとうございました!当院からも男性の患者さんには本当に心ばかりのバレンタインをさせていただきました(チロルチョコですが・・・)。
ちなみに院長は妻と娘からチョコレートではなく白玉入りフルーツポンチ(しかもサイダーにメントスをいれてのファウンテン仕様)を頂き、息子とともに美味しく頂きました\(^o^)/ 血糖値の上昇が気になる 48 歳ですが、まあ 1 年に 1 日のイベントですから大目に見ましょう(といいつつあまりに時間がないときは時々キットカットをつまんだりしてしまうので、少なくとも今月は控えようと思います)。