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日々の診療で便利な自動翻訳ツール

[2024.07.10]

当院には日本語を母国語としていない患者さんも多数来院されます。

英語なら院長が対応可能なのですが、ほかにブラジル・カンボジア・ベトナムから来られている方が多く、その場合のコミュニケーションに難渋することがあります。それぞれポルトガル語・カンボジア語・ベトナム語が必要なのですが、翻訳の方がいない場合にたいへん助かっているのが DeepL(https://www.deepl.com/ja/translator) です。

例えば英語⇒日本語に訳してみると少し不自然な言い回しがあったり助詞が間違っていたりするので、おそらく母国語を使用する方からすると完璧ではないと思いますが、コミュニケーションツールとしては十分な意思疎通ができます。

特に患者さんは「なんとかして治療してもらいたい」という切実な思いがあって来院されていますので、ジェスチャーも使ってくれますし、こちらの説明も一生懸命聞いてくださいます。

ただ、どうしてもひとりの患者さんの診察にかなり長い時間がかかりますので、できれば日本語を母国語としていない患者さんの診療には保険点数上の優遇がほしいところです。スタッフにも少し負担となりますので。グローバル社会でインバウンド推進を掲げるのであればそういったところにも行政には目を配ってもらえればありがたいですね。

DeepL は 32 言語(!)に対応しています。院長は無料版を使用していますが、重要書類などの翻訳に使用しなければ現時点では無料版で十分な印象です。

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