メニュー

依頼された総説であっても論文を書くのは難しい

[2024.09.10]

昨日論文について書きましたが、本日もその関連を。

ときどき医学・看護・薬学系の雑誌から「◯◯ のテーマについて書いて下さい」というような「依頼論文執筆」のオファーをいただくことがあります。たいていはその取りまとめ役の先生から「このテーマなら駒井に頼むといいよ」みたいな感じの "御縁" によるものが多いと思います。そういった執筆は原稿料も出るうえ、自分の仕事に関する宣伝にもなるので非常にありがたく、これまで基本的にすべて受けてきました。

こういった論文を「総説」または「レビュー」などと呼びますが、これらは投稿論文とは違った意味で緊張します。投稿して査読されるときと異なり、自分が書いたことがそのまま印刷されることになるので「絶対に間違ったことは書けない」からです。

現在、東海大学 東洋医学科長 野上 達也 先生のおはからいにより、ある雑誌に漢方の総説を執筆中です。漢方は古い文献や口訣(口で言い伝える秘伝・ワザ)など、幅広く先人の知恵を勉強する必要があるのでこれまでに書いてきた西洋医学の総説と違った趣きですが、しっかりと依頼元の期待に応えて読むひとのためになる論文にしたいと思います。

(シェーマは https://www.ilovephd.com/how-to-write-a-best-review-paper-step-by-step-procedure/ より)

HOME

最新の記事

昼眺めた地上 50 メートル上空から眺める日本の最高峰はまた格別でしたので、夜はセントラル・リーグの最高峰を決めてください藤川阪神。
いきなり固有名詞!医師は患者にはもちろん、恋愛のときに相手にも嫌われやすいと思われます。
『鉄人 28 号』『マジンガー Z』『機動戦士ガンダム』までは詳しいのですが『新世紀エヴァンゲリオン』を観たことがないのでこの名作を年末にでも味わってみたいです。
昨日までのハナシを受けて院長が自分が進む診療科を決めるに至った積極的な理由と消極的な理由を思い出してみます。
海外と日本を自分の知っている少ない知識で比べてみましたが、どちらもいいところ・改善すべきところはあると感じます。
お目当ての出演者はいませんでしたが以前一緒に働いていた先生方の姿を YouTube にアップされていた外科医減を憂う医療系番組で確認できたハナシ。
少し前ですがいつもお世話になっている東海大学病院との連携の会に出席してまいりました。
院長は明日から(おそらく) 1-2 週間ほど "ヘッピリ腰" になります・・・(;_;)。
夜の遅くに診察室で "アレキサンダー" に出会ってビックリしてしまったハナシ。
6 年ぶりにあのコモンディジーズについての最新ガイドライン改訂・発売日だった本日に思うこと。

ブログカレンダー

2025年9月
« 8月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
▲ ページのトップに戻る

Close

HOME