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医者の不養生

[2023.10.12]

日々患者さんに健康に生活するための指導や治療を行っているにもかかわらず、医師の寿命は短い、という論文報告はいくつもあります。

2019 年の日経メディカル記事でも、「岐阜県保険医協会が実施した調査で、開業医の死亡時平均年齢が 70.8 歳と短く、特に 60 歳代の死亡割合が 34%と多いことが明らかになった。同協会会長の浅井徳光氏は「長生きできない背景には、勤務医時代からの過酷な労働がある」と指摘、「開業医の働き方改革も急務」と訴えている」とあります。

確かにこの仕事をしていると自分の健康管理は二の次になってしまうことがよくあります。また、仕事を続けていても「患者さんや社会の役に立っている」という自負や使命感を覚えやすいためか、「長時間労働ハイ(ランナーズ・ハイの「ハイ」です)」に陥りやすいです。

先日も患者さんに「夜 11 時にクリニックの前を通りかかったら診察室の電気が点いていたので大変だなと思いました」と言われました。

本日も休診日ながら午前中は東海大学で漢方診療、午後は明日の外来予習、夕方から 30 分ほど運動したあと 22:00 過ぎた今まで郵便物や書類の整理をしています。

開業してまだ半年、これからも元気に診療を続けていきたいので自分の中でオフにするときはしっかり休息を取ろうと思います(これがなかなか難しいですが・・・)。

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