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5 分間の映像芸術ーミュージックビデオが好きです

[2024.04.22]

最近院長が YouTube を開くとテイラー・スウィフトの新曲が出ました!という表示がトップページに上がってきます。特に彼女の音楽を聴いた覚えはないのですが、YouTube のアルゴリズムが 47 歳の院長に新しい音楽を聴いてみない?とオススメしているかもしれません。

かつては主に英国のロックにどっぷりハマり、日々御茶ノ水駅そばのディスクユニオンで中古 CD を買い漁っていた院長は、音楽はもちろんその音の魅力をさらに倍増させる、いわゆるミュージックビデオが大好きです。

5 分でセリフもないドラマでひととひととの出会い・別れを鮮やかに描くもの。

シュールな世界でダンサーをはじめ群衆が踊りまくる夢の世界を思わせるようなもの。

美しいひとの何気ない生活を切り取ったスマートな映像を味わわせてくれるもの。

ただただバンドが懸命に演奏している姿を多彩なカメラワークで映し出しライブ会場の臨場感を再現したもの。

・・・挙げればキリがありませんが、すべて曲と映像それぞれにテーマがあり、「ひとにつたえることが仕事の大半」であるわれわれ医療者にとってもこの簡潔さ・メッセージの届け方・皆まで言わない余白の残し方などは、大変勉強になります。

そういえば大学時代に東京で一人暮らししている頃、対してお金もないのにスカイパーフェクTV(今は「スカパー!」に名称変更していますね)に入って小さなアパートのベランダにアンテナを立て、家にいるときはなにかと MTV(ミュージックテレビチャンネル)にチャンネルをあわせていました。

この MTV、1981 年 8 月 1 日にその放映を開始するのですが、その 1 曲目が Buggles の "Video killed the radio star(ラジオ・スターの悲劇)" というのがすごいですね。この曲はテレビが出現しても一定の人気を保っていたラジオ・スターが MTV のようなビデオコンテンツが出現したことでその存在感を失っていくノスタルジーを歌っています。現在ならさしずめ Internet killed the video star (実際にこういうパロディあり)といったところですが、こういった曲がちょうど時代と一致してできてくるところに不思議な運命を感じます。

最近は YouTube と Amazon Music で事足りてしまうのでなかなか CD を手元におくことはなくなってきましたが、久しぶりに購入した CD の写真を載せておきます。崎山蒼志の "find fuse in youth" というアルバムで、日本にも若くして天才がいるんだなぁと嬉しくなった作品です。

待合室でかける音楽はいつも穏やかなものにしてありますが、たまには院長の趣味で比較的おとなしめのロックをかけてみようかな。。。

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