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五奉行筆頭の跡取り息子ー浅野幸長とその死因

[2024.07.17]

昨日紹介した 7 将のうち、本日は浅野幸長を紹介します。

父は浅野長政。秀吉政権を支えた五奉行筆頭です。長政は 「安井家」の長男として生まれましたが、織田信長に仕えていた浅野長勝に男子がいなかったため、安井家よりも家格が上の浅野家に養子として迎えられることになり、長勝の娘と結婚。この娘が秀吉の正室である「ねね」(秀吉が関白になったあとは北政所と呼ばれました)と姉妹であったことから秀吉と姻戚関係となり、秀吉を政治面で支え続けた結果の五奉行「筆頭」職でした。

父はどちらかというと政治面でその手腕を発揮しましたが、その長男である浅野幸長は武断派として北条氏討伐のための小田原の役で初陣を務めたあとは数多くの戦で武功を立てます。

秀吉の甥・関白秀次の粛清事件では秀次と相婿の関係であったこともあり、秀次擁護の意見を述べ秀吉から配流(能登)させられるという不遇をかこちますが、1 年後に赦免され復帰します。武将としての才を買われたのでしょう。

唐入り(朝鮮出兵)・関ヶ原と大きな戦で武功を挙げ、江戸開府後は紀伊和歌山 37 万 6000 石の大大名となり、家康の九男義直(尾張徳川家の開祖)に娘を嫁がせるなど、処世術にも長けていました。

さて、この幸長ですが、38 歳の若さで死亡します。彼の死因について家康側の記録『当代記』では、「唐瘡煩い、もってのほか(重症の梅毒)」だったとしています。

梅毒は日本では 1500 年代前半にヨーロッパより伝播したとされ、その後広く、長く流行しました。1928 年にフレミングが青カビからペニシリンを発見(これが抗菌剤の始まりです)して以来だいぶ鎮静化しておりましたが、最近再流行しています。ファッションなどもそうですが、「流行」には波があり、細菌感染症もその例外ではありません。新型コロナウイルス感染症も季節性がないせいかまた最近その陽性者が増加しています。

この増加についてはインバウンド増加やいわゆる風俗業ではない素人同士の SNS のつながりによる性の売買など様々な憶測がなされていますが実態はわかりません。

梅毒はまず「疑う」ことが重要です。具体的な内容についてはこのブログでは書きませんが、もし性的接触のあとになんらかの「異常」を自覚したらまずは男性はまずは泌尿器科へ!女性は婦人科へ! 診察を受けることが重要ですよー。

写真は wikipedia より。1496 年に描かれた梅毒患者像です。上の "1484" は西暦ではなく、占星術的な要素を含む数字を表しているそうです。タロット占いに詳しい方ならわかるのかもしれません。

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