なんだかスピリチュアルなことを述べますが別に特定の神様の信仰を強要したりツボを売ったりしませんので心配しないでください。
8 月 3 日(日)に午前中は総合診療の皮膚科オンラインワークショップ、午後〜深夜にかけてかなり根を詰めてクリニック内部のための仕事、4 日(月)は午前 + 午後 100 名診療 ⇒ その間の昼休みは管理医をしている老人ホーム回診、夜間は 20:00-23:00 が休日夜間診療所の外科当番。その結果 5 日(火)より少し体調を崩してしまいました(発熱はなく、いわゆる感冒症状ではなく倦怠感と易疲労感というとピッタリの印象)。
6 日の水曜日はしっかり診療できたので、7 日(木)の休診日はしっかり寝ようと思ったのですが、クリニック内で水のトラブルがあり、診察室が一時そこら中が濡れてしまう、というビックリするようなことが起こりました。幸いにも本日は 2 週間先に予定している院内改装工事の前準備として業者の方が来院する予定となっていたので応急処置をしていただき事なきを得ました(電気系統も無事で良かった)。
・・・そんなことがあったのですが、院長はまさにその 7 日未明、予知夢(?)を見ました。体調が悪いせいか眠りが浅く、夜中に何度も目を覚ましたせいか普段はあまり見ない夢を見、それが「診療中に天井から水漏れが起こって診療が止まる」、というもので、青ざめながら目を覚ます、なんてことがあったのです。
「こんな夢をみたよ〜」みたいなことを家族に言っていたら証人となってくれるのですが、話題に上げることがなかったので、院長だけのデジャブ的体験となったのですが・・・。不思議なこともあるもんですね。
夢が未来を暗示する、と信じられている国は結構あります。
(日本)特に正月は「初夢」といわれてその年を占う、とされていますし、平安時代の貴族や江戸時代の庶民文化にも「夢占い」の要素があり、夢が未来を暗示すると考えられていました。
(中国)古代より「夢は神仏や祖先からのメッセージ」とされ、重要な出来事の前兆と考えられてきました。例えば『周公解夢(しゅうこうかいむ)』という夢占い書は有名で、予知夢や吉凶の判断に使われていましたし、一部の地域では夢の内容を風水や運勢判断に活かすことがあるそうです。
(インド)古代文献に夢に関する記述があり、夢は魂やカルマの反映と考えられていました。また、ヨーガ哲学でも夢は意識の変容として重要な意味を持ち、未来の出来事や前世とのつながりを示すことがあるとされます。
(イスラム文化圏)夢は神からの啓示や警告とみなされることがあり、預言者ムハンマドも夢によって啓示を受けたという記録があります。夢占いはイスラム神秘主義(スーフィズム)でも盛んで、正しい夢は未来を示す「真なる夢」と考えられています。
(ギリシャ・ローマ時代)古代ギリシャの神託(たとえばデルフォイのアポロン神殿)では、夢が神の意志を伝える手段として重視されていました。ローマ時代にも「夢が未来を予知する」として多くの夢占い書が書かれ、政治や軍事に利用されたこともあります。
多くの文化で「夢=潜在意識の表れ」以上のものとされ、人知を超えたものからのメッセージとして重要視されています。そんなことを考えると「今日はこういうことが起こるから注意しなさい」と、大好きだったおばあちゃんが天国からメッセージをくれたのかも知れません。
・・・しかしクリニック経営というのは本当にいろいろな(予想もしない)ことが起こります。すぐに対応できるよう、平時は少しだけ余裕をもって日々の運営を行ってまいります。