現在は多くのひとが行っているボディビルドやランニング習慣など、やっているひとは ずいぶん前の 1980 年代からやっていましたね。
院長の出身である東京医科歯科大学(今は東京工業大学と合併して東京科学大学になりました)医学部を中退された芸能人で マッスル北村 さん、という方がいます。ボディビルダーとして芸能活動をされていましたが、39 歳の若さで心疾患により 2000 年に早世されています。
北村さんは東大を中退されたあとに医科歯科に入学しこちらも退学。在籍機関が院長とずれているので、学生時代に交わることはありませんでしたが、1997 年くらいだったか、テレビにマッスル北村さんが出演されているときに「このひと、俺等の先輩だよ。退学しちゃったけど」と先輩に教えてもらったのを覚えております。
現在ボディビルドはだいぶ一般的になってきて、都会のジムは大変流行っていますね。朝活や昼休み活はもちろん、性別問わずダイエット目的や理想のカラダを手に入れるため、自己肯定感(自分により自信をもてるように)向上など、いろいろなモチベーションでみな日々ワークアウトしています。楽しんでできているなら大変いい風潮だと思います。
ちなみに院長が 20 代でだった 1990 年代くらいはまだまだそういったトレーニングは一般的ではなかったと記憶しております。例えば当時、院長の地元・茅ヶ崎の海岸線をジョギングするひとは本当に少なく、サイクリングロードを自転車でスイスイ江の島まで行けました。1995 年大学に受かって東京に出てきたときも、ひとり暮らししていた文京区から日比谷公園から皇居の辺りまでよくチャリで行きましたが、当時皇居周囲を走るひとはチラホラ、という感じでこちらもスイスイ有楽町界隈まで行くことができました。茅ヶ崎も皇居周辺も最近行く機会があったのですが、どちらも平日昼間の暑いさなかなのに走っているひとが多いのをみて『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART 3』(1990 年)のセリフを思い出しました。
(1885 年の過去酒場にて、主人公のマーティが未来から持ってきたスニーカーを荒くれ者にからかわれている場面です)
荒くれ者:
「おい、坊主。このヘンテコな靴は何だよ?」
マーティ:
「そいつは……ランニングシューズだよ。」
荒くれ者:
「なんだって?」
マーティ:
「ランニングシューズだってば。走るときに履くんだ。」
(荒くれ者たち、顔を見合わせ笑いだす)
荒くれ者:
「何だと?おい、聞いたか?こいつは『走る』ときに履くんだとよ!」
(爆笑する荒くれ者たち)
荒くれ者:
「なぁ坊主よ、『走る』ってのは、何かから逃げるときにするもんだろ?クマとか、ならず者とかよ。」
(再び爆笑)
マーティ:
「違うよ。ただ楽しみで走るんだよ。」
(急に静まりかえる酒場、荒くれ者たちが訝しげな顔でマーティを見る)
荒くれ者:
「楽しみのために走るだって?」
(再びどっと笑いが起きる)
荒くれ者:
「おいおい、楽しみのために走るなんて、そんな馬鹿げたこと誰がするかよ!」
(荒くれ者たちは再び爆笑、マーティは困惑した表情で周囲を見回す。)
・・・「楽しみのために走る」は "run for fun" ですが、現在われわれがメチャクチャしていますね(今日も院長はこの湿度が高い中ちょっと走って汗をかいてきました)。先のことってわからないもんですね。
ちょっと話がとっ散らかってきましたが、こんな話をしたのは最近「ちょっとやりすぎかも?」と思われるようなダイエットや薬物使用がボディビルドやより健康に、みたいな題目のもとになされているケースをいくつか伝聞で知る機会があったからです。
「健康のためなら死んでもいい」にならないよう、ワークアウトは "ほどほど" がよいように思います。きっちりやるならしっかりと勉強する or パーソナルトレーナーとかつけて。明日はそんな感じでちょっとそのあたりの話題をふくらませてみたいと思います。