院長ブログ
ネガティブスタディの重要性
(2024.05.10更新)
医療業界の用語で「週末効果」というものがあります。これは「曜日が診療の質に影響する」、というもので、例えば週末(金曜日)手術を受けると合併症などが多くなる、という報告がこれまでに多数あります。
最近… ▼続きを読む
未来を予測することは難しい。今を全力で生きましょう(^o^)
(2024.05.09更新)
小林秀雄という評論家をご存知の方も多いと思います。
国立国会図書館によると「文芸評論家。昭和 4 (1929) 年雑誌『改造』の懸賞論文「様々なる意匠」で文壇に登場し、翌年から『文芸春秋』に文芸時評… ▼続きを読む
セカンド・オピニオン外来を行っております
(2024.05.08更新)
これまでに国立がん研究センター・がん研有明病院で 361 名の患者さんについてセカンド・オピニオン外来を行ってきた経歴を活かし、火曜日午後に当院でも同様のセカンド・オピニオン外来を受け付けております。… ▼続きを読む
「がん」を英語で言うとなんの動物?
(2024.05.07更新)
蟹座のことを英語でキャンサーといいます。すぺるは cancer です。この単語、「がん(癌)」という意味もあります。
ギリシア時代のひとはすでに「がん」という病があることを知っており、がんが広がる様… ▼続きを読む
サプリメント使用の指導は難しい
(2024.05.06更新)
紅麹関連の問い合わせを日々頂いております。実際に心配になって来院され、血液と尿で腎機能をチェックされた患者さんも多数おられます。幸い当院で検査した患者さんで、大きな腎機能低下がみられた方は今のところ出… ▼続きを読む
泌尿器科はどちらかというと外科なんです
(2024.05.05更新)
外科医の友人は「外科医です」と自己紹介すると、「どんな手術をされるのですか?」と聞かれることがよくあるそうです。
一方、院長が「泌尿器科医です」と自己紹介してもあまり手術のハナシにはならず、「最近尿… ▼続きを読む
ガイドライン
(2024.05.04更新)
臨床医が 1 年に何回も見返す本として、ガイドラインというものがあります。
ガイドラインとは、国立がん研究センターが運営している「がん情報サービス」によると、「エビデンスなどに基づいて、最良と考えら… ▼続きを読む
ひとつの「タネ」が「花」になった経験を紹介します
(2024.05.03更新)
昨日のブログで書いたように、「片手でやっている今の手術をなんとか両手でできないか?」と思ってまずはパートナーとなる企業・アカデミア(大学などの研究者)をさがしました。
下記のような会に出て発表するこ… ▼続きを読む
手術は洋食!ー師匠に言われた言葉
(2024.05.02更新)
いつも日本食を食べていると手術はうまくならないー。20 年ほど前、手術の師匠である当時癌研究会付属病院泌尿器科部長の 福井 巌 先生に言われた言葉です。
どういうことかわかりますでしょうか?
手術… ▼続きを読む
データの宝庫は自分の足元にあり
(2024.05.01更新)
遠くにあるものは良く見えるものです。例えば海外のブランド品をことさらに上等に思ってしまったり、海外のスポーツ選手が強く見えてしまったり、NHK よりも CNN や BBC のほうがニュース内容が優れて… ▼続きを読む